こんばんは。

今夜もmameの新作紹介が続きます。

▶︎▶︎Eyelet Jacquard Sleeveless Knit

“Eyelet Jacquard”のシリーズから、ノースリーブニットが入荷いたしました。

（同シリーズのカーディガンとワンピースは8月以降に入荷の予定です。）

このシリーズは“かぬま箒”の編み地をニットで表現しています。

パリでのインスタレーションや東京コレクションでのランウェイでは

ミントグリーンが着用され注目が集まりました。

“かぬま箒（ほうき）”の編み地を表現、と書きましたが、

そもそもかぬま箒とは、栃木県の伝統工芸である貴重な箒。

美しさを追求し、伝統を守るため手間暇かけ作られている箒に着目しました。

６色の糸を使用し、編み地をジャガード織りで表現したニット。

幾何学模様のような柄は、データ調整や機械調整を繰り返し、

こちらも手間暇かけ作られた１着です。

コンパクトなシルエットに見えるノースリーブですが、

着てみると意外と身幅は広く作られていると思いました。

重ねて着る余裕が存分にあるためニットベストとしての着用もおすすめです。

ショルダー部分はメッシュ編み。さりげなく肌が透けます。

そしておなか辺りにはぐるりと一周菱形に開けられた穴から

こちらもとってもさりげなく肌がのぞきます。

ニットの中に軽やかさが生まれる上品な肌の見せ方が素敵。

ちなみにニットベストとして着るならこんな感じかな、と

黒のハイネックを入れてみたところ、Vネックラインやアームに施された

グリーンのラメ糸のクロスステッチが非常に映える…！！！

ご購入されたかたは是非、ベストとしてもお楽しみくださいね。

色違いのブラウン。民芸品のような渋さ、重厚感を感じる配色。

淡いミントグリーンとは、また印象が随分と変わりますよね。

ふと、祖母が長年大切に着ていた洋服を思い出すようなノスタルジーな印象。

分厚いニットではありませんので、９月初旬の「秋服が着たい、でもまだ暑い！」

なんて時季にぴったりの１枚ではないでしょうか。

ブラウン、ベージュ、ゴールド…

統一させた色味の中に走る白のラインが見事に映え目を引きます。

こちらは黒のキャミソールインナーを着用してみました。

mameのコレクションは毎度、シーズンテーマを知る瞬間にとてもワクワクするのです。

インスピレーション源となったものや着眼点となったもの、きっかけ。

こんなに素敵な洋服、意外と身の回りにあるものからヒントを得たんだ、とか、

日本にはこんな素晴らしい伝統文化や工藝品があったんだ、など

知らなかったことに気づくことにも、面白さを感じさせてくれます。

それを身に纏う洋服で表現することの素晴らしさに、改めて感動。

mameの洋服、欲しい…。

かぬま箒の編み地を表現したeyeletシリーズ、

是非見にいらしてくださいね。

natsumi