19 ss Collection 予約会

民俗学者の畑中章宏氏と共に、民俗学の視点からファッションの未来を考察し、

新潟県佐渡のつぶろさし、愛媛県の鹿踊り、鹿児島のヨッカブイといった、

日本の様々な土地の、祭りや芸能で纏う衣裳をモチーフに展開しています。

既に発表されている、独特でありどこかノスタルジックな

19SSコレクションルックが、非常に印象的でした。

店頭でにてルックブックもご覧いただくことができますので是非に。

まず１番最初に袖を通してみたくなったのがこちらの変形シャツ。

鳥取県の麒麟獅子舞の意匠がモチーフになっているそう。

麒麟獅子舞が気になって早速調べてみたのですが、

あれ…？私が知ってる獅子舞よりやさしい顔…誰かに似ている…

父か…？というのは置いておきまして。

様々な着こなしを生み出すこちらのシャツ、

とにかく幾通りもの着方が出来るのがすごい。

文章で説明するのがとっても難しいですが、

ケープシャツのように、重なる上側の生地を結んで袖を作ったり、

スカーフのように播いたりと自由自在に変形して楽しむことができるのです。

（最初に載せたLOOKの、ピンク色のシャツも同じものです。

着方を変えるだけで全然違うものに見えますね…！）

ワンパターンになりがちなシャツのスタイリング、

好きなように変形できればかなりコーディネートの幅も広がります。

こちらのセットアップも着てみて、良い！と感じました。

今年の秋冬、店頭に並んだHarikaeのアイテムは

グレー、ネイビー、ブラック等、落ち着いた色が多い反動か、

春夏のHarikaeは、鮮やかな色ものが着たい気分。

秋冬で既にベーシックな色のアイテムを購入された方は、

春夏の色ものと、組み合わせて着やすいでしょうね。

セットアップはHarikaeのアイコン的存在として登場しているプリーツシリーズ。

毎回リピーターが多いとのことですが、これ、着てみると納得です。

素材がとっても上質なのがわかる着心地の良さと、

プリーツは通常のプレス加工で作られるものではなく、

編み地で凹凸をつくっているので、着ていてプリーツが崩れてしまうことが無いのです。

つまり、半永久的、というわけ。

こちらのblogでは現在店頭に並んでいる同シリーズの

トップスとパンツを紹介しておりますので合わせてご覧ください。

どうせ買うならこれは絶対セットアップで欲しい。

そして今回スタッフNo.1支持率の高かったアイテムがこのワンピース。

とても綺麗な赤、LOOKでも必ず目が止まるアイテム。

こちらは愛知県に伝承される榊鬼をモチーフとしているんですって。

愛知に住んでいる以上、知らないとは言えないので調べてみました。

……これはなかなかのインパクト。

早速サンプルが届きましたので着てみたのですが、とっても素敵。

予想はしていましたがやっぱり欲しくなってしまいました。

ゆったりとしたドレスなのですが、ウエストに

長いベルト紐がついているため身頃の調整が可能です。

そして前後両面での着用が可能。

それがこちらの着方。

色違いの、ストライプもご予約が可能です。

こちらは先程とは前後を変えて着ています。

後ろは全部ボタンで開けることができるシャツ仕様だったんですね。

ガウンのように羽織って着るのも可愛いなと思いました。

中に着ているのは先程紹介したプリーツニットのセットアップ。

程良く力を抜いて着られるコーディネートが完成する、Harikae。

ウエストはゴム仕様であったり、身幅もゆったりとしたものが多く、

年齢、体型問わず、多くのお客様に長く着ていただけるブランドであると思います。

個人的にも19SSのHarikae、とても好きです。

普段、予習ブログではあまり長々と書かず、

店頭に来てからお楽しみいただけるように、と思っているのですが

着てみて良いなと感じるものが多かった為、長々と…すみません。

明日より6日まで、店頭にてサンプルをご覧いただけます。

未紹介のものもあります。

是非、袖を通して実感していただければと思います。

natsumi