CHRISTIAN DADA ▶︎ ARAKI Print Turtleneck Shirt by natsumi
こんばんは。なつみです。
先日立ち上がりを迎えたCHRISTIAN DADA。
今季のコレクションは、国際的にも有名な写真家である荒木経惟の作品
「LAMENTS 空景/近景」を元に生まれました。
“アラーキー”と呼ばれるその人物について、私の知識は乏しく、
世界共通で親しまれる愛称と、
そして主にヌード撮影をしていらっしゃる。というイメージが強くありました。
作品に触れたことも正直殆どなかったのですが、
数年前にマメと荒木経惟氏のコラボレーション作品集「アラマメ」を拝見し、
その鮮やかな色合いと色気に惹かれ、アラーキーの作品について調べたのです。
その中で出会った、妻との何気無い日常を切り撮った写真や、
彼女が亡くなった後から撮り始めたと言う風景写真には心が揺さぶられました。
特にその風景写真の、毒々しいのに、どこと無く切なく儚い感じ…。
今回その写真の一部が、CHRISTIAN DADAのコレクションでダイレクトに落とし込まれています。
▶︎CHRISTIAN DADA ARAKI Print Turtleneck Shirt
妻と一番近い景色という自宅のバルコニーから撮影されたモノクロ写真「近景」から、
デザイナー森川氏がセレクトした作品をプリントしたロンT。
半分にカットされ鳥に突かれたリンゴのモノクロプリントです。
愛らしいリンゴですが、どこか心を無くしてしまったような印象を受ける写真。
DADAのコレクションによく登場するタートルネック×ロングスリーブ。
ネックもアームもボディもゆったりとしたシルエットで、
ゆるっと着崩すようなバランスがCHRISTIAN DADAっぽいな、と思いました。
タートルネックですがゆとりのある幅に設定されているので苦しくないですよ。
両袖には写真集のタイトル「LAMENTS 」のロゴが走ります。
主張するロゴも落ち着いた色味なので、
ノースリーブのオールインワンなどのインナー使いもし易そうだと感じました。
今回はボトムとのバランスを見て、元々長めの着丈を折り込んでコンパクトに着用してみました。
色違いはブラック。
プリントはアンスリウムというお花とヤモリのミイラ。
ダークで退廃的であるデザインですが、これは愛する妻が旅立った哀しさに打ち拉がれた荒木氏が、
自宅のバルコニーから見たもの。その時レンズの向くまま、本能の向くままに撮ったという写真。
ブラックはハイネックを折り返して、モックネック風に着用しました。
ハイネックが苦手、という方はこちらの着方がオススメです。
長袖なので、早速明日から着られる春の新作です。
ピリリと辛口なスタイリングがお好みの方、是非。
今日は商品の紹介よりも荒木氏の写真に関しての内容が多くなってしまいました(汗)
是非店頭で実物をご覧ください。
natsumi