【the CADRE】ステンカラーコート : by mayumi
こんばんは。
まゆみです。
本日の新作紹介はこちら。
▶︎▶︎▶︎The CADRE ステンカラーコート
LOOKでも着用しておりました。
2wayのステンカラーコートです^^
こちらです。
あれ、
LOOKと全然違うけど…..?
と思いますよね。
今日ご紹介させて頂くコートは、ロング丈のステンカラーコートと、チェック柄のショートコート。この2wayになっているんです。
セレクトショップで人気を集めていた東京のウィメンズブランド「アンソール(ENSOR CIVET)」の元デザイナー櫻井綾が、新ブランド「カードル(THE CADRE)」を2019-20年秋冬に始動する。「アンソール」は、櫻井の出産を機に17年プレ・スプリングをもって休止していました。
デビューコレクションは20型で、いずれも櫻井が得意とするミリタリーウエアや古着、ベーシックアイテムをベースにしながら、母になった櫻井の等身大のデザインが加わっている。
子どもが産まれて着る服が変わった。
正直な話、以前はデザイン性や素材のコストを優先していたため、扱いやすさまでを考慮することが難しいこともあったそう。
「カードル」は「アンソール」に比べて価格は1~3割程度高い。
素材へのこだわりに加え、「その日のコーディネートやオケージョンに合わせて自由な着こなしができるように」と、ファスナーやスナップを多用した凝ったディテールのためだ。
(WWDより)
そうです。
単に、2wayになったら着回し力が上がるだけでなく『自転車に乗るときに裾が引っかからない』などの配慮も考えられてデザインされているんです。
自転車という例えじゃなくても、雨が降っていたらロングコートって濡れやすいじゃないですか。
そんな時にも良いですよね。
世の中のママ向けにデザインをしている。という訳ではないのですが、
自転車に乗らない方でも、車にロングコートで乗ると裾が邪魔になるんです。
と、店頭でも毎年よく耳にするワードです。
ライフスタイルに合わせたコートを選ぶことも大切ですが、それでは可能なファッションの制限があって つまらないじゃないですか。
こちらのコートは、
普通のデザインじゃ満足できない。
動きやすいアウターが欲しい。
着回しを楽しみたい。という全ての女性にお勧めしたいアウターです。
80年代米軍ステンカラーコートがベースになったメンズライクなデザイン。
グレンチェックの生地は尾州で作成。
ステッチには20番の太糸を使用し、丈夫に作られています。
折り返したときに使用するボタンは、そのままデザインになっております。
裾のスリットはコートを折り返しやすいだけでなく、
動きやすさと女性らしさを同時に引き出します。
そして、折り返すとこんな感じ。
LOOKと同じ着方です。
可愛い。
折り返した部分にベルトループも付いているので、上からベルト締めます。
このグレンチェックの色味も渋くてかっこいいなあ….
ボリューム感のあるポケットはジップで取り外し可能。
素材は…..
(表地)コットン70% ポリエステル30%
(チェック)コットン46% ウール33% ナイロン18% アクリル3%
(裏地)キュプラ100%
サイズはフリーサイズです。
CADREにはネームがありません。
品質表示だけで十分であることと、できるだけ洋服本体にお金をかけたかったのが理由の一つ。
同じ理由で下げ札も品質表示にしていて、洋服を傷つけないで洋服に付けることができる品質表示を採用しています。
下げ札には、その商品を手掛けた縫い手や工場などのサインが入り、
それぞれの道の職人(=プロフェッショナル)と共に服を作っており、彼らへの敬意を示しています。
デザイナー自身が母になり、洋服をみる目線が変わったこともありますが、
実際に洋服を着る人への配慮や、洋服をつくる側の人間への敬意。
それを感じられる温かみのあるブランドだと思います。
今後の展開も楽しみなブランドです。
mayumi