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Graphpaper × LOOPWHEELER ただのスウェットではありません。

ご紹介したばかりの新作サテンシリーズもあっという間に完売してしまいそうな勢いのGraphpaper。

 

本日はそんなGraphpaper が、立ち上がり当初から定番として展開し続けているLOOPWHEELERとのコラボスウェットをご紹介します。

 

 

非常に希少な生産方法で作られたループウィラーの裏毛スウェットを、Graphpaperの絶妙なサイジングで仕上げた、まさに2つのブランドの個性が光るアイテムです!!

 

すごいスウェットなんですよ。

では詳しくご説明していきますね。

 

LOOPWHEELER for Graphpaper Harf-Zip Sweat

 

 

希少な生産方法というのは、「吊り編み機」という数少ない旧式の機械を用いて生産されているんです。

 

 

この吊り編み機は、編み機自体が天井から吊り下げられた状態で設置され、糸が自重でのみ下がっていきながら編まれていく機械。

ヴィンテージファンの方はよくご存知の、1940年代後半〜60年代中盤のアメリカのヴィンテージスウェットがこの機械によって編まれたものです。

 

 

世界中をみても非常に珍しく、日本では和歌山の2社のみしかないという貴重な存在。

この吊り編み機で編まれたものは、50年以上経過しても着用できるほど豊かな風合いと耐久性を備えたすごい生地なんです。

 

 

そんなすごい生地ですが、なんと1時間に1mしか作れないそう!

大量生産が主流になっている今では考えられないですよね。

ゆっくりと時間をかけて作られた生地は余計な力がかからず、空気を含むようにふんわりと糸そのものの柔らかい風合いがそのまま生かされた生地に仕上がるので、もっちりとした質感にも関わらず軽やかな着心地に驚かされます。

 

 

 

 

今回はジャバンモダニズムを素材や色味で表現。

桜を思わせるような淡いピンクが、スウェットではなかなかない配色ですよね。

上品で大人っぽさすら感じます。

 

 

 

袖口には「ループウィラー」とカタカナで入ったタグがさり気ないポイントに♡

 

 

ゆったりとしたオーバーサイズに、柔らかな素材の落ち感がリラクシーな雰囲気。

前身頃の着丈をややショートにして、リブ幅を短くすることでスッキリとした印象になっています。

ラグランスリーブのゆとりのあるアームホールは、腕を動かす際もストレスを全く感じません。

 

 

現在の大量生産では出せない古き良きものと新しい感覚のコラボレーション。

熟練した技術を持つ職人によって手間と時間をかけて生み出された生地の良さを体感してみて下さい。

長く愛用することによって経年変化も楽しんでもらえる、そんな逸品です。

 

 

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