AKIRANAKA 22AW PreFall 立ち上がりました!!
こんにちは。
千枝です^^
Altamiraでは徐々に秋のプレコレクションが立ち上がっています。
ファッション好きに休憩はないですね!
今日はAltamiraにはなくてはならないブランド、AKIRANAKA様のご紹介です。
立ち上がりなので、シーズンテーマなども交えてご紹介しますね。
AKIRANAKA
PRE-FALL 2022 COLLECTION
『 ODD ELEGANCE 』
奇妙さの中に表現されるエレガンス。
今季、五木田智雄の絵画に見られる ODD (奇妙さ)の中に存在するエレガンスをテーマにコレクションの制作を試みました。
イラストレーターとしてキャリアを始めた五木田の作品には絵画のルールを超えた描写表現の自由が感じられます。
肢体の大胆なデフォルメやモノクロームのグラデーションによる表情の新しいテクスチャー表現、顔面を隠すことによる感情の不在、狂気とポップさを混ぜ合わせた構成のユニークさなど様々な創造性が宿ります。
その中でも注目したのが奇妙さの中にエレガンスが表現されている点です。
エレガンスが奇妙さや狂気と共にある時にその優雅さを昇華させると私たちは信じており、五木田の絵画に見られる狂気を帯びたアート性の中に介在する新たなエレガントを、洋服を通して創造出来るのではないかと考えました。
パッチワークによる割られたテクスチャーの表現やばら撒かれたようなポルカドット、デフォルメされたシルエットによるエレガンスの表現。
オッドさとエレガンスを同時に表現しています。
またコレクション全体にクラシックさを残すことでオッドさを際立たせ新しいバランスをデザインしました。
デザインする者がそのコンテクストに魅了されている様に、それを纏う人が洋服の中にあるコンテクストの魅力に辿り着けます様に。
今季のシーズンテーマも素敵。
じっくり読んで考えて、こうしてブログを書きながら、接客しながらアウトプットして、洋服見て、なるほど、ってなって、感動する。
いつもそんな感動をくださるAKIRANAKA。
単純にお洋服が好きってだけじゃなくて、中さんのデザインを通して今まで見えていなかった景色が見えてくる、そんな体験をもたらしてくれるAKIRANAKAが大好きです。
今回の展示会では、LOOKの見せ方もすごく面白かったですよ。
エイトバイデン、というカメラで撮影されたLOOKは五木田さんの絵画のよう。
古いフィルムカメラだそうです。
こちら、何が写っているか見えないと思うのですが、携帯のある機能を使うと写真が浮かび上がります。
まるで近代美術の作品のようなAKIRANAKAの世界観。
こんなにも感情が揺さぶられる洋服の展示会はここ以外ない。
それでは今日入荷したての感動的なアイテムをご紹介致します!!
AKIRANAKA Loretta combi tex coat
五木田智雄の表情や肉体がガラスを割ったような絵画からインスピレーションを受けた、シーズンを象徴するトレンチコート。
割れたグラフィカルな表情をパッチワークで表現しました。
109のパーツ、4つの素材をつなぎ合わせて製作されています。
ナチュラルなイメージを持つパッチワークですが、AKIRANAKAの手に掛かるとこんなにもエッジーでモードな雰囲気に。
考え抜かれ、試行錯誤しながらバランスを作っている、その過程は想像を絶するものがあります…
見頃、袖、ベルトと一つ一つの表情がすべて異なり、しかし1着で見たときにはバランスの良い仕上がりとなっています。
こちらの4つの素材は生っぽいローなテクスチャーを選んでいます。コントラストは効いていますがバランスが良く見えるのはその質感からくる計算され尽くしたデザインとなっております。
オーバーサイズで着用いただくのがおすすめです。
あぁ、かっこいい…
こちらも五木田智雄の絵画からインスピレーションを受けた、シーズンを象徴する人気品番、パッチワークの効いたドレス。
割れたグラフィックが体に刺さるようにデザインされたアシメトリーなデザイン。
かなりエッジの効いたテクスチャーですが、ウエストや裾にはギャザーを入れ、女性らしいシルエットとなっており、バランスの良い仕上がりとなっています。
黒の単色なのですが、生地の違いからくるコントラストを楽しんでいただきたいアイテムです。
可愛いドレスだなぁ。
今季もAKIRANAKAの世界観にどっぷりとやられて散財する予感しかないです♡
装いの中に、芸術性、創造性を感じ、自分のアイデンティティーがレイヤーできたら、洋服の楽しみ方って全然変わる。
そんな自分でありたい、と思う今日この頃です。
ぜひ店頭でこの感動を共有してください!!
chie