【kearny】darsenaとwellington
こんにちは、志乃です。
今日はメガネのご紹介をさせていただくのですが
ここ最近メガネをお探しの方が本当に多いと感じます!
アウターでワンパターンになりがちなこの季節、メガネでガラッと印象を変えるお客様も多いみたいですね。
以前愛さんからご紹介があった”peter”も大人気です!
同じセルロイドコレクションから新たに2型到着しましたのでご覧ください。
darsena
“ダルセナ”と読みます。
kearnyのデザインは、デザイナーの熊谷さんが古着の買い付けやプライベートで旅をした際に出会った風景や場所、人などがイメージソースとなっていて、自身が眼で見たもの、手で触れたものをプロダクトに溶け込ませています。
今回紹介するダルセナは、熊谷氏がイタリアのミラノに流れる運河ナヴァリの合流地点ダルセナに訪れた際に受けたインスピレーションから生まれたモデルです。
(ダルセナ、素敵な場所です、、!)
船着場としても知られ、夜になれば運河を囲うように様々なお店に灯りがともります。
お酒を楽しむ人々の声で賑やかになるこの場所はミラノのファッショニスタからも愛されています。
peterのブログで愛さんもおっしゃっていたのですが、熊谷さんがヨーロッパを旅した際、太めのセル眼鏡を素敵に掛けている人がとても印象に残ったそうで。
お洒落な街に溶け込むようなデザインのダルセナは、お洋服が好きなお客様にぜひかけていただきたい一本なのです。
厚めのテンプルに美しい曲線が特徴のボストン型。
セルロイドは、透明感のある美しい光沢に、独特の深みのある色や芯を使わずとも形成出来る硬さが特徴的です。
歳月をかけて十分に乾燥させた硬質なセルロイドの特性を活かしテンプルに金属芯が入らない、ノー芯という製法で製作されています。
クリアフレームですとその独特な透明感や顔馴染みの良さを楽しんでいただけます。
アイウェア愛用家の多いミラノにも自慢できる日本のモノづくりです。
お色は4色、クリアレンズとカラーレンズの展開です。
ご紹介しますね。
セルを使っているからこそ出る奥行きのあるブラックの美しさ。
シンプルでいつも使うデザインだからこそ、こだわりたいのが黒縁メガネです。
カジュアルなスタイリングにも、モードな装いにもアクセントになってくれます。
少し変化が欲しい方にはこちらがおすすめ。
グリーンの部分がメガネと肌をグラデーションで繋ぐイメージで、ブラックよりパキッとせず馴染みます。
とはいえこの形、厚みなので個性は消えません。
こちらも一癖ある色味。
べっ甲メガネのようですが、クリアフレームで抜け感がありお顔が一気に華やかになります。
クリアレンズは可愛らしく、カラーレンズはかっこいい印象です。
他のモデルでも人気のあるクリアイエロー。
ノー芯製法をお楽しみいただけるクリアフレームです。
メガネ上級者の方から人気のイメージです。かなりおしゃれ。
お持ちの物と被らない個性的な色かと思うので、kearnyリピーターの方におすすめしたい一本です。
実際にかけてみました。
PHOTOCOPIEU <GISELLE> CAMISOLE RIB KNIT DRESS
PHOTOCOPIEU <VALENTINE> VAREUSE
まずは black green のクリアレンズから。
メガネのグリーンが差し色になるような、オールブラックのスタイリングがお気に入りです。
これグリーンの部分だけがクリアになってるんですよ、すごい。
なのでつけると肌が透けて黄色っぽく映り、肌に馴染むんですね。
かけるとよりわかりやすいですが、かなりインパクトのあるデザインで目がいきます。
お顔に馴染む、というよりかはアクセサリーのようにスタイリングのポイントになるように楽しんでいただきたいモデルです。
もう一色clear yellowのカラーレンズをつけてみました!
難しそうに思えるクリアフレームは、お洋服と色をまとめるとつけやすいですよ。
テルマのドレッシーなワンピースにもはずしとして相性がいいですし、
大きめなセルのメガネはニットやスウェットにデニム、などカジュアルなスタイリングにもバッチリなんです。
クリアレンズは冬のおもためスタイリングに抜け感を出しますし、夏はもちろん映えるので意外とシーズンレスにお使いいただけますよ!
もう1型ご紹介します!
wellington
kearnyがスタートした2013年から今もなお愛される”ウェリントン”がAltamiraにも入荷しました!
入荷して間もないですが、やはり定番で人気があり、ご紹介前に完売のお色も、、
ウェリントンに少し丸みを加えたモデル。
生地に厚みを取ることでインパクトのあるデザインとなっています。
メガネの中でもオーソドックスでクラシックなウェリントンは、トレンドを気にせずに様々なシーン、シーズンで使えるデザインです。
ちもとと呼ばれるメガネフロントの両端部分にはシャープなパーツが。
知的な印象を与えてくれます。
やや大ぶりのフレームは無骨なスタイルに相性が良く、男性にも人気のモデルとなっております。
そしてお顔の横幅を狭く見せてくれるありがたい形です、、
こちらはノー芯製法を楽しんでいただけるクリアカラー2色をご用意しております。
クラシカルでハンサムなイメージのあるウェリントン型ですが、クリアなカラーを選んでいただくと柔らかい印象がプラスされ、かけやすさが増します。
ブルーレンズとの組み合わせも透明感があって可愛いです。
こちらもクリアフレームでかけやすいお色。
なので、ブラックは強すぎる、、という方にもおすすめです。
シルバーアクセサリーと合わせたい一本ですね。
クリアグレーかけてみました^^
UJOH W/NyKersey Wool Slit Gean Jacket
AKIRA NAKA Lupe side slit flare knit Pants
レンズとパンツの色を合わせて寒色でまとめてみました。
ハンサムな印象になるので、メンズライクなスタイリングがおすすめです。
かっこよくなりすぎないのは、ノー芯の横から見た抜け感があるからかなあと感じます。
いかがでしたか?
量産に不向き、可燃性で加工に手間がかかることから、現在セルロイドを加工できる職人さんは減少しています。
他には出せない発色や光沢感の美しさ、使えば使うほど熟成し、肌に馴染むセルロイド。
私も数年前に買ったセルの黒縁メガネが傷と共にいい味が出てきました。
技術の継承は難しくとも、大事に育てて後世に残していくのもまた魅力的です。
Shino