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【cantate】23SS立ち上がりは定番デニムのご紹介です!

こんにちは、志乃です。

 

 

cantate 23SSが立ち上がりました!

 

Altamiraではお取り扱いを始めて3シーズン目ですが、早くもお客様に愛されるブランド。

デザイナーの松島さんのこだわりっぷりが、お洋服好きなお客様にも刺さっているんだろうな、と伝わってきます。

 

 

“その人が納得してるからいいじゃん”のようなワードを発したこと、発されたことありませんか?
話し合いたいけど、強制終了した方がいいのかな?という状況ってよくあると思います。
ぼくは、騙されてる人が目の前にいるのに放っておくほうが、おかしいと思う。
教えた人がプロであれば、あるほどおかしい。
プロの無知ほど腹立たしいものはない。
 
そのストレスで今シーズンは服作りました。
 
 
今季の松島さんの展示会ご案内の冒頭の文章↑
 
予約会ブログから抜粋しました、これだけでブランドの魅力が感じられます、、
 
 
 

ブランドの説明は今までのブログでもたくさんお話してきましたので、今回は早速商品のご紹介にうつりますね!

(初めてご覧になる方は今までのcantateのブログをチェックしてみて下さい)

 

 

さてそんな23SS立ち上がり、何をご紹介しようかと考えましたが

cantateさんといえば、デニムなんですよね。

 

ブランド創立時からずっとリリースはされているのですが、Altamiraでは今シーズンが初めてのお取り扱いとなります。

 

なので私も手に取ったのは初。

 

結論から言いますと試着して光の速さで購入させていただきました。

前置きが長くなってしまいましたが、ご紹介させて下さい!

 

Denim Flare Trousers

 

Aton Suvin60/2 Round Hem T-shirt

Aeta DA25 DEER BOSTON S

acekearny david (black)

 

このデニム、実はフレアシルエットなんです。

 

綺麗なシルエットのデニムが欲しいと思う時、どんなデニムを思い浮かべますか??

 

私はやっぱりストレートデニムかなあと、このデニムに出会うまでは即答だったと思います。

 

フレアデニム、、個人的にはなんだかレディースで取り入れるイメージがわかなくて難しいし、ヒッピーでユーズドの印象なんかも強い。

 

そんな概念が覆されました。

自分で言うのもなんですが私のブログ史上1番足が長くまっすぐに見えませんか?笑

 

 

リーバイスの名品517をイメージして作り上げたスペシャルな一本。

 

517と聞いてもパッと出てこないのでちゃんと調べました。

多数の名作ジーンズを誇るリーバイスの中で、ブーツカットといえば「517」。

 

517が描く、ほぼストレートに見えるシルエットが取り入れられています。

 

履いてみると、ちゃんと裾に向かって広がるフレアシルエット。

ブーツに被さるようにアウトするこの感じがたまりません、、

 

 

内側をのぞいてみると、フロントのみ「赤耳」があり、セルビッチデニムだとわかります。

 

cantateのデニムは経緯糸の本数にまでこだわってシャトル織機で織り上げられています。

 

セルビッチデニムとは、布を織る際に「旧式の織機(シャトル織機)」で織り上げられ、デニム生地の端に「耳」と呼ばれる部分とほつれ止めが施されているものを指します。

 

旧式の織機を使用して生産されるセルビッチデニムは、生地を織るのに通常の何倍もの時間を用いるのでこれまた手間がかかるんです。
 
 

耳があることによって直線しか表現できないセルビッチ。

ブーツカットのラインを描くにあたって後ろ見頃のパターンの脇線を直線にできないためフロントのみとなっています。

 

前脇線は直線でストレート、後ろ見頃でブーツカットのシルエットを作り出していると言うことになりますね、、

 

 

フレアパンツは膝が絞られていて裾が広がっていく、というのが一般的だと思うのですが、裾と膝の位置を合わせてみたら同寸でした。

頭がハテナだらけになりましたが、膝にかけてのカッティングがどうやらポイントみたいです。

 

きっと私の言葉だけでは疑問が残ると思うので一度体感していただきたい、、。

 

 

そしてもう一つ、後ろ姿の美しさにも感動してしまいました。

 

 

腰のカーブが絶妙で、フロントよりさらにハイウエスト、お尻の位置がきゅっと高く見えます!

 

支えられるような感覚で、反り腰がちな私ですが背中もピンと姿勢が伸びる。

 

太ももやお尻など下半身に合わせると大体ウエストが緩いデニムを選ぶことになるのですが、これはホールド感があるのに腰回りが太って見えないのでありがたい、、

 

そして、cantateはできればネームを外してから着用していただきたい、というブランドコンセプトに沿った想いがあるので仮止めのように裏側にひっそりとつけられています。

 

 

ファスナーはTALON。

 

よーくみると、ステッチも場所によって幅や糸の太さ、色も違っていて細部までこだわられています。

 

 

 

こちらデニムのサイズピッチです↓

【24】ウエスト66cm 総丈99cm 股下72cm わたり幅29cm 裾幅21cm
【26】ウエスト68cm 総丈101cm 股下74cm わたり幅31cm 裾幅22cm

 

着用スタッフ155cmで24インチを履いています!

web shopではなつみさん(168cm)が26インチを履いているのでサイズ感も参考にして下さい!

 

 

 

先ほどから映り込んでいるベルトも、実は今回入荷してきたcantateのベルト。

 

Ribbon Belt

 

イタリアのタンナーがフルベジタブルタンニンを施し、オイルをたっぷりと染み込ませて鞣したプルアップレザーと呼ばれる革を使用したベルト。

 

中央の部分が太くなっていることで、快適なつけ心地を持続させる作りになっています。

 

牛一頭からからたった4本しか作成できない貴重なレザーだそう、、

使い込むと、含まれているオイルの効果で、光沢と艶が増しかなりカッコいい風合いに。

 

レディースでこれはなかなか渋い、セットで欲しくなっています。

 

4mm厚で存在感がありつつもベーシックなビジュアルなので使いやすそうです。

 

 

 

 

形がすごく綺麗なのを伝えたくて、いつもは物足りないと感じてしまう白Tとスタイリングしてみましたが、むしろこれがいいのでは?と思うほどしっくりきてしまいました。

 

シルエットが美しいデニムは足し算しなくても魅力的。

 

 

欲しいけれどヴィンテージのデニムだったりに詳しくなくて、知ろうと思うと広すぎる世界で、持っているのは好きなデザイナーズブランドのデザインが効いたデニムばかり。

 

プロの松島さんが作ったデニムなら間違いない、と今回購入しました。

 

たくさん履いて育てていこうと思います。

 

 

他にもweb shopどんどん更新しておりますので是非ご覧くださいませ!

 

 

 

shino