8月30日(水)12:00 発売 【Mame Kurogouchi】2023 FALL & WINTER
こんにちは、千枝です。
出張先のホテルで早朝ブログをしたためております。
今、東京はファッションウィーク真っ只中。
楽しい楽しい季節です。
そして入荷のラッシュでもあるのでアパレル人は大忙しの時期なのですが、
忙しさなんて気にならないくらい、服が可愛い!!!
そして、今週のビックイベント、
いよいよ明日、8月30日(水)、【Mame Kurogouchi】2023 FALL & WINTERが立ち上がります!!
今季もMameの美しいクリエーションがこれから毎月入荷してくると思うと、嬉しさとドキドキが止まりません。
明日発売となるのはシーズンを象徴するグラフィックのシリーズ。
個人的にもすごくすごく楽しみにしていたドレスも入荷します。
そしてそして、今季は超スペシャルな限定アイテムも仕込んでいるので
楽しみにしていてください〜!!
コレクションの着想源となったのは、古代から日本人の暮らしと密接な関わりを持ち続けた“竹籠”。
引き続きのテーマです。
緻密さが作り出す繊細な力強さ。波打つような大胆さが放つ躍動感。
竹というたったひとつの素材のみを用いて編まれてゆく竹籠の多様な用途と豊かな表現は、昨シーズンから継続してコレクションのインスピレーション源となります。
その中でも特に飯塚琅玕齋をはじめとする作家が自然を師とし、
竹本来の美しさへの回帰を模索した結果生み出された、シンプルながらダイナミックに編まれた竹籠の数々。
その重厚さと軽妙さを合わせ持つ建築的な造形を黒河内真衣子は「モダンさ」と表現します。
空気をはらむように編まれた竹が織りなす光と影のコントラスト、煤竹や秋の月夜を彷彿とさせる荘重なカラーパレット。
ゆったりと交わるような竹籠の造形と秋冬にふさわしい静謐な色彩は、豊かな質感のファブリックや多様なシルエットへと姿を変えます。
20世紀初頭に大きく日本で飛躍した竹籠と、それを支えた作家たちの精神世界、そしてその周辺文化に宿る「モダン」に今日的な視点で向き合い、現代のための洋服として解釈したコレクションが生まれました。
2023年秋冬コレクションの物語が始まります。
ぜひ明日、楽しみにしていてくださいね^^
chie