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【 AKIRANAKA 】24SS Collection 受注会のお知らせ!!

こんにちは、千枝です^^

 

 

店頭はUJOHの受注会終わったばかりですが、、

来週も超BIGなイベントがございます。

 

お待たせいたしました!

【 AKIRANAKA 】24SS Collection 受注会でございます!!!

 

 

 

【 AKIRANAKA 】

2024S/S COLLECTION

受注会 at Altamira

 

2023.10.20 (FRI) – 10.21 (SAT)

2days

10:00-20:00

 

 

AKIRANAKAの受注会、今季も開催していただけることになりました!!

これはもう本当に凄いことで、全国でもAltamiraだけの企画。

AKIRANAKA様の世界観にハマって10年。

好き好き、と言い続け、(買いまくり、着まくり)ラブコールをかけまくった結果♡

 

セレクトショップのバイヤーとして、ピックアップしてもらったアイテムをご覧いただける幸せもあるのですが、NAKAさんのクリエーションの深みはやはり全てのアイテムをご覧いただかねば!!とすごくコアなお客様に大好評いただいている企画なのです。

 

デザインとはなにか、クリエーションとはなにか、価値観とはなにか、を常に私たちに問いかけ、

まるでアート作品に触れたような高揚感を与えてくれる唯一無二のブランド。

 

Altamiraというお店にはなくてはならない特別な存在です。

 

今回は過密スケジュールの中、どうしても!と無理を言って開催いただいている兼ね合いもあり、金曜と土曜の2days。

毎年のお客様の来店数を鑑みると2日間じゃ足りないよ!という事で営業時間を3時間、前後で広げて11時間営業の体制で開催いたします!!!!

 

また、どうしても金、土は予定が、、というお客様に向けて日曜日も12時から15時まで開催します!!

※日曜日をご希望の方は必ずアポイントをお願いいたします。

 

 

ではここから、先週の火曜日にスタッフ志乃と2人でお伺いしてきた展示会で見たシーズンテーマのご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

 

 

AKIRANAKA 2024 S/S Collection

 


『 PROOF OF OBLIVION 』


忘却の証明

 

私たちはこのコレクション制作にあたり、クリスチャン・ボルタンスキーの作品から様々な視点を取り入れました。

その多くから感じ取ったのは存在と不在の境界に浮上する思考であり、本コレクションはそれを元に発展されています。


ボルタンスキーの作品モンタージュ※1に見られる偶発性から発展したドレスは異なるニつのドレスをシームレスに繋げたものであり、アイデンティティーの変容を象徴しています。

 

またモニュメント※2で表現された“場の変容”や“用途の変容”から様々なディテールを本来の用途から変容させてデザインしました。

今シーズンのコレクションの多くはボルタンスキーの作品の中心にあるアイデンティーや記憶という言葉に細づいており、その変容や忘却が表現されています。


また彼の代表作の一つメンシュリッヒ※3では使用された一人一人の写真は元のコンテクストから遠く離され、それぞれの生涯には一切ふれられていません。二次的に使用した複製写真が意味と機能を切り離しているのです。

それと同様今シーズンのグラフィックは本来込められる意味から機能を切り離して制作されたものであり、本来柄が持つ個性(その柄が導く印象)とは全く異なる意味をデザインしています。

 

人々はヒョウ柄にエレガンスや強さを感じ、抽象画には知性や自由を感じるかもしれません。しかしここに表現されているのはそのいずれでもなく、忘却によって私たちは何を想像するかという問いかけなのです。

 


静かでありながら同時に力強さを持つシルエットやミニマルな表現の中に込められた多くのデザインには、ボルタンスキーが唱えた存在の修さやアイデンティティーの導さが込められています。

 

その多くは象徴的でありすべての人が初見で感じ得るデザインではありません。

 

しかしそれは今世界が失いつつある“想像するという行為”によって継う人が個人の中に所有するモノであり、思想でさえ私たちが纏う事が出来るという証明なのです。

 

 

『 AKIRANAKA 2024 SS season concept より

 

 

クリスチャン・ボルタンスキーという今季のインスピレーション源になっているアーティスト。

ユダヤ系の父親を持つボルタンスキーは、ホロコースト(ナチス政権とその協力者による約600万のユダヤ人の迫害および殺戮)を想起させる作品を多く残し、現代アートの第一線で活躍しました。

 

 

その生い立ちがゆえ、ボルタンスキーは人々の「死と生」や「記憶」をテーマとして、

インスタレーション・映画・彫刻・絵画・写真など様々なメディアで作品を残しているそうです。

 

今季はコアなテーマだな、と思いつつ、解釈に時間がかかりそうなシーズンです。

 

しかしながら、NAKAさんのお洋服、シーズンテーマが重いほどすごく素敵で感動的なアイテムが多いのです。

 

 

 

毎シーズン、期待を遥かに超えてくれるAKIRANAKAのお洋服。

 

今日は告知だけさせてください。

 

明日、展示会の写真なども少し入れて詳しく執筆致します。

 

来週、金曜、土曜、お待ちしてます♡

 

chie