【AKIRANAKA】Resort 2024 Collection START !! ゲルボワ柄というスペシャルエディション!!
こんにちは、千枝です。
AKIRANAKA Resort 2024 Collectionが入荷しましたよ!!
プレ、と読んでいるシーズンの事です^^
今季はクリスチャンボルタンスキーというアーティストの作品から着想を得たコレクションなのですが、もう、すごく良かったんです。
『 私たちは様々な現実を非常に表層的に捉えてはいないだろうか?』
このフレーズから始まる今季のコンセプト。
アイデンティーの価値、そしてその危うさや変容に想いを馳せたコレクション。
デザインし尽くされたAKIRANAKAにしか表現できない洋服たち。
立ち上がりました。
情報は溢れる程に多いが、そのほとんどを編集されたカタチで向き合う私たちは
本来そこに存在するリアリティーやアイデンティティーを見失っているような気がしていました。
記号化された存在、上塗りされたアイデンティティー、
二時加工された情報には写し出されない本来は非常に尊いとされる何か、
そこへと意識が向かって行きました。
今シーズン私たちはアイデンティーの価値、
そしてその危うさや変容に思いを馳せる過程でChristian Boltanskiの作品へと導かれました。
Drawing by AKIRA NAKA
シーズンコンセプトの全貌はぜひAKIRANAKAの公式をチェックしてみてください^^
何度も言うのですが、今季、めちゃくちゃ素敵です。
AKIRANAKAというブランドは、シーズンのコンセプトにこちらが想像しきれないほど考え、悩み、想像し、創造し、作り込み、その過程を想像すると切なくも愛おしい気持ちになるブランド。
今回のコレクションはこのプレから始まってメインコレクションへと繋がっていくのですが、アイテムひとつひとつに宿る強さを感じ、感動しました。
個人買いも絞りきれず、、それでも絞って絞って3点購入したのですが、そのうちの1点を今日はご紹介します。
久しぶりの 『 Special Edotion 』タグの付いたアイテムです!
AKIRANAKA Guerbois shirt dress
『 Guerbois 』という名の付いたシリーズです。
絵画を纏う感覚で装うことのできるアイテムに仕上がるよう、衣服をキャンパスの様に見立て、各パーツ毎にそれぞれ異なるグラフィックをAKIRANAKA自身が描いたスペシャルなシリーズ。
Guerbois(ゲルボア) と題したこちらのグラフィックです。
プリント柄という視点で柄を構成するのではなく、絵画と同じように洋服一着をキャンバスに見立て一枚の絵になる柄を描いている、という、とてつもなく途方に暮れるようなグラフィックなのです。
白いドレスを仕立てた後にそれをトルソーに着せ、細部に至るまで筆で柄を描き入れるという方法だそうです。
展示会の時にお話を聞いた時、最初はピンと来ずだったのですが、、
よくよく考えて、え、すごい、、まずは何時間かかったのですか?という非常に凡人な質問をしてしまいました。
つまり、絵画を纏うことのできるアイテムたちなのです。
AKIRANAKA Guerbois shirt dress
まずはシャツドレス。
絵のボリュームが一番楽しめるアイテムですよ。
着るとまたグラフィックが映えますよね。
あえて筆触を残したブラシワークでアブストラクトに色を重ね、隣り合う色が混ざり合って見える独特な色彩表現で描かれたそうです。
素敵。
潔くミニマルに仕立てたシャツドレスは、AKIRANAKAのアイコニックなシャープなカッティングと衿のバランスに個性を宿しており、同素材のベルトでウエストマークすることで女性らしいエレガントなムードを演出します。
素材はレーヨン99% シルク1%。
サラリとした光沢のある素材ですが、透け感はなく、一枚ですごく着やすいであろうと思います。
もうひと型のドレスは春夏らしいノースリーヴ仕様。
素材にはネップのある質感がナチュラルな印象のレーヨンシルクを使用しており、繊細な光沢感と風合いがリュクスなムードを放ちます。
ミニマルに仕立てたスリーブレスドレスは、程良いハイネックカラーと同素材のベルトマークが全体にシャープな印象。
先ほどのシャツドレスに比べると大胆なブラシワーク、濃いブルーが目を引きます。
最後は人気のボタンダウンシャツ。
AKIRANAKAのシャツは普段、BDシャツが苦手、とおっしゃる方にもとっても人気。
ミニマルなデザインながら、アイコニックなシャープなカッティングと衿のバランスがポイントになっています。
このときんと尖った襟、好きです。
そして、私はシャツドレスを買いました!!
じゃん。
より多い分量でこの絵画を所有したいからこれにしました。
というのは半分冗談で、半分本気です。
着る時期が非常に長い長袖のドレス。
一枚でスタイリングが決まる特別感に惹かれました。
ジャケット着ても良いですしね。
インナーとしても威力を発揮します。
このブラックベース、という色使いも取り入れやすさと派手さのバランスが良い。
今の時期は中にハイネックニットを合わせたり、例のインナーを着たりしています。
今日はシャツガウンにして出勤しました^^
NAKAさんのレイヤーパンツとボディースーツに。
このようにあれこれスタイリングを変えて毎日のように着ております。
夏はお袖を捲って一枚で着ても良いし、キャミドレスに羽織るのも良いなぁ。
一年を通して着れるのでは?と既に買って良かった感でいっぱいです。
AKIRANAKA好きにはたまらないゲルボアシリーズ、おすすめです。
chie