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【 AKIRANAKA 】24AW プレコレクションの予習ブログです!!

こんにちは、千枝です^^

 

いよいよ今週末に迫ってきたAKIRANAKA予約会。

たくさんのアポイントを頂いておりますが、まだまだ空き、ございますのでお時間ある方はぜひご来店くださいね。

(12:00代のアポイントがすでに3日とも埋まっておりますので、14:00以降がおすすめです!!)

 

今日はプレコレクションの全貌を、シーズンテーマとともにご紹介したいと思います。

 

ぜひ予習してくださいね!!

 

 

【 AKIRANAKA 】

2024A/W COLLECTION

予約会 at Altamira

 

2024.04.12 (FRI) – 04.14 (SUN)

3days

12:00-19:00

 

 

 

AKIRANAKA

Pre Fall Collection

 

『ETUDE』

 

今回のテーマはエチュード、習作。

習作とは下書き、練習、のような意味の言葉。

 

モネ、ルノワール、セザンヌといった19世紀後半のフランスで誕生した印象派と呼ばれる画家たちの作品、その印象派が活躍していた時代背景がシーズンのテーマとなっています。

 

1800年代後半、ドイツとフランスで戦争が勃発し、フランスの敗戦により、混沌としたフランス激動の時代。

 

自由主義が抑圧され、政府が色々なものを規制し始めました。

美術業界でも、写実主義と言って、忠実に表現された絵画を良しとする時代。

 

絵画が認められるのは王室が運営するサロンでのみだったそうです。

 

そんな時代に生まれた印象派の画家達。

もちろんサロンではこんなのまだ途中の絵でしょ、もっと忠実に表現しなさい、と全く評価されなかったそうです。

 

そこで彼らは独自に自分たちで印象派展というものをサロンとは違う場所で発表しました。

 

この時代に絵を売る人、画商が生まれたと言われているそうです。

 

これが正しい、これが美しいとされたものに新しい提案を持ってきた人たちこそ印象派だったそうです。

 

なぜ今印象派を取り上げたというと、今のファッションはエシカル、サスティナブル、などの言葉が取り立たされ、多様化と言われているが、意外と同じようなビジネススタイルで正攻法のようなものがあるように感じます。

 

ファッションとは、正しさに集約していくものではない、という思想が今回、印象派が生まれた時代背景とマッチしてこのシーズンテーマとなったそうです。

 

完全じゃない、完璧じゃない、未完全の美しさ、習作の美しさ。

完成されていないものを美しいと思う、そこが今回のテーマとなっています。

 

(AKIRANAKA 24PREFALL LOOK)

 

今回のLOOKはこのようにコラージュされたような、洋服を見せる完璧なLOOKとは違う見せ方となっています。

 

LOOKを作成するとき、1000枚以上の写真を撮るそうですが、このドレスだったらどの写真を使うか、どのように切り取るかを選びます。

 

今回はその途中、床に並べて、プロセスの途中だけれど、格好良い、美しい、そんなクリエーティブを感じる生っぽい仕上がりとなっています。

 

LOOKの習作と言えます。

かっこいいです。

 

そして気になるのはお洋服にどのように落とし込まれているか。

 

 

Helma Insert collar JK

¥110,000

BLACK / BROWN

 

シーズンテーマが凝縮されたジャケット。

 

上襟をデザインされた状態、まだラペルは書いていない状態を現実化していったそうで、完成されていない状態のものを完全なものとして作ったシーズンを象徴するアイテムです。

 

シェイプはNAKAさんならではのウエストが入った美しいシルエット。

遠近感を否定した彼らの作品から、襟の部分は立体的に、残りはなるべくフラットに作られています。

 

 

 

Gerda glass beads&ores knit PO

¥63,000

BLACK

 

石のビーズがついたVネックニット。

石ってすごく長い期間にこの柄が作られて、それぞれが全部違う、女性の美しさと似てる、とおっしゃられていました。

 

今回使われているのはボタン屋さんで売っている石ではなく、石屋さんから入れた本物の石。

生のものに美しい未完の美を見出したアイテムです。

 

石のシリーズは実はもうひとかたあって、ボタンが石になったキャミドレスがありますよ。

 

 

Sesilia front belt JK BK

¥150,000

 

ベルト付きのコクーンコート。

ゆったりとしたシルエットが新鮮で、襟元の空きがAKIRANAKAらしいコートです。

 

 

Tiana dress

¥89,000

BLACK

 

エポレットのついた開襟のシャツドレス。

リネン混のドライタッチなさらっとした素材で、初秋にぴったりのアイテム。

 

 

Tiana shirt

¥56,000

WHITE

 

先ほどのシャツドレスはトップスとしても展開しています。

 

この襟元のカッティング、なんとも素敵ですよね。

 

 

Auvers knot sleeve PO

¥55,000

BEIGE / IVORY

 

単色で奥行きをもたせた印象派の絵画から着想を得たグラフィック。

光に当たると更に綺麗。

 

パネルのようについている袖の先には結び目のデザインが施されています。

 

 

Auvers shirt

IVORY

¥59,000

 

先ほどと同じグラフィックの長袖シャツ。

ノーカラーのスッキリとした佇まい、カフの太さのバランスがモダンな一枚です。

 

 

 

Muriel JK

¥79,000

BLACK

 

Auvers flare SK

¥75,000

BEIGE

 

カッティングが美しい半袖ジャケットと、グラフィックのロングスカート。

スカートのシルエットがとても綺麗だったので、ぜひ皆さんに試着して欲しい、と思っているアイテムです。

 

 

 

 

Selja pleats wrap SK BK

¥65,000

BLACK / GRAY

 

こちらはプリーツのラップスカート。

柔らかく動く部分とハリのある部分の2面性を持たせ、

フィニッシュは切り離し、カットオフ。

 

 

 

Svea gather coat BE

¥100,000

BEIGE /GRAY

 

ギャザーがたっぷりとあしらわれたトレンチコート。

一枚でドレスのように、エレガントでありハンサムな印象。

バックスタイルは2トーンになっている動きのある一着です。

 

 

 

Multi-view face knit PO BE

¥58,000

BEIGE / WHITE

 

横顔のような、正面のような顔のグラフィックのニット。

首元と袖口の太めのリブ使いがユニークなグラフィックにメリハリをもたらします。

 

 

他にもLOOKに登場していないアイテムもたくさんピックアップしています。

 

 

ここからは志乃ちゃんと訪れた展示会の写真を^^

 

 

 

 

緑と日の光が綺麗な展示会場です。

 

 

 

今季のシーズンテーマがたっぷりと内包されたジャケットはとりあえず取り合いでした^^

 

ウエストが思った以上に綺麗にくびれていて、最近のナカさんジャケットの中でも相当な綺麗さです。

志乃ちゃんに譲ってあげることにしました^^

 

こちらのコートも軽く奪い合い。

ポリウールの綺麗な生地で、レザーのベルトが高い位置に付いていて、新鮮なバランスに。

 

 

半袖ジャケット。

AKIRANAKAを象徴する名作ですよね。

私も夏は本当にこればっかり着ています。

 

こちらが石のボタンのキャミドレスです。

後ろ姿まで可愛い。

 

 

今回の柄はシックな大柄。

セットアップも大好きなのですが、バラバラでスタイリングがしやすいのではないかと思っています^^

 

 

この顔ニット、可愛い。

たまに出るちょっと不思議なこの世界観、好きです。

 

 

ラップスカートはストンとしていてとてもシルエットが綺麗でした。

ウエストが無限に調整できるので、どんな体型の方にもおすすめですよ。

 

石♡

これは人気な予感です。

 

 

このトレンチドレス、着たらめちゃくちゃ素敵でびっくりしました。

女性らしさ、格好良さを兼ね備えています。

このもちっとした質感も良い!!

ということで買います。

 

こちらのジャケットのようにブランドを象徴するアイテムのリリースもございます。

 

 

 

スタッフ全員、すごいたくさん個人オーダーしているのですが、

買います、買います、の文字数がすごいことになりそうなので、

ここでは書くの控えめにしておきます…

 

 

予約会でよかったら聞いてください。

 

お待ちしてます。

 

chie