【mister it.】落書き刺繍のポップなデニム
こんにちは、志乃です。
シーズンレスなボトム、デニム。
昼が暑かろうが夜が寒かろうが、夏でも冬でも私のワードローブには欠かせないアイテム。
今季はご紹介したいデニムがたくさんありブログでご紹介できず完売してしまったアイテムもちらほらありますが、デザイナーズのデニムが好きな私が心を鷲掴みされた大本命のデニムを今日はご紹介させていただきます。
Jean-et-moi-wed
mister it.のデニムライン「ウェンズデイ(Wednesday)」の新作。
アイコニックな刺繍が目を惹くデニム。
他のショップに置いてあっても手に取ってしまう自信があります。笑
「Wednesday」は中古着物を一度シルク繊維原料に戻して再生させた生地「サイシルク(sáisilk)」を使用して作られています。
中古古着の買取を行っているBuySell Technologiesと繊維メーカーの倉敷紡績で共同開発された生地です。
シルクが混率に入っているデニムなんです。
よく聞く着物リメイクとは全く異なる着眼点で面白すぎます。
シルクの着物を粉々にしてから糸にして織ることで、着物の色や特有の金糸や銀糸が原料として生かされたキラキラとした独特な素材感。
さらにはデニムには出せない上品さや滑らかさが特徴です。
私自身ファーストシーズンのデニムを持っているのですが、柔らかくて肌当たりも良くて、持っているデニムとはどこか違う素材感に惹かれ、今では休みの日のレギュラーメンバーとして大活躍しています。
落書きをする感覚でデザインをした刺繍。
手書き感のあるポップなデザインが唯一無二でたまりません。
繰り返しのデザインでなくこんなに何色もの色が使われている刺繍もなかなかみないのでは、、
tops:Elisa-aft
shoes:AKIRANAKA Matai
bag;Mame Kurogouchi Cording Embroidery Bucket Bag
まずはmister it.のベストを合わせた今季オススメのスタイリング。
ミドル丈のトップスを合わせた時に少しだけ見える刺繍がスタンダードなデニムでは出せないユニークな雰囲気です。
シャツやニット、ジャケット、季節に合わせたスタイリングで刺繍をチラッと見せたい。
そしてさすが砂川さん、デザインだけでなくパターンも美しく、パンツのシルエットも完璧です。
センタープリーツも入っていて、すらっと華奢に見せてくれました。
裾は前だけロールアップしたようなデザイン。
ちなみにワンサイズですが、私(155cm)が履くと若干裾に溜まる感じです。
web shopではなつみさん(168cm)が履いた写真をご覧いただけます。
ジャストでパンツのストレートなラインが際立ってすごく綺麗でした。
どんな身長の方にもお楽しみいただけるアイテムとなっております。
shoes:KATIM MONSELL
タックインして刺繍を見せるのはマストでしたいスタイリング。
クロップド丈のトップスで見せるのもありです。
(お腹がチラッと見えても良い方はぜひ私の分までへそだしスタイリングを楽しんでください。)
薄いブルーと刺繍の組み合わせが先ほどのblackよりもカジュアルな印象です。どっちも好き、、
どこからみても美しいシルエットとmister it.らしいデザインが盛りだくさんの一点です。
前身頃と後ろ見頃、ベルトループの色の切り替えもアクセント。
冒頭でお話したシルクから作られた生地は後ろ見頃に使われていて、ミックス感のある独特な風合いがこの写真だと伝わりやすいかと思います。
blackよりもこちらのnavyの方がより2トーンの配色が際立っているのでそこも選ぶポイントになってきます。
迷う!!
お尻も綺麗に見える設計。
ブランドロゴのパッチとフラップポケットを重ねたヒップのポケット。
ヴィンテージデニムのような色落ちの表現もかっこいい。
遊び心が隠されているmister it.の服。
よく見ると、刺繍とリベットが合わさって顔になっており、ベルトループにアイウェアをかけさせることができるんです。
夏らしくクリアフレームのサングラスをかけさせてみました。
このまま履くこともできるので他のアイテムに合わせてコーディネートしてみてください。
「着物とデニムの組み合わせは日本でしかできない技術なので、サイシルクのアイテムは海外でも勝負できると考えています。少しずつ実績を重ねて、国籍、性別、年齢関係なく”Wednesday”という名前の通り、週の真ん中のど平日にこのデニムを着てくれる人が増えると嬉しいです」
という想いが込められたWednesdayのデニム。
新鮮なスタイリングが生まれること間違いなし。
くせ者デニムをお探しの方は、ぜひ。
shino