【THERERACS】シェットランドウールの最高チェスター!!
おはようございます、千枝です^^
今日はコートのブログを書いていきたいと思います。
みなさん冬のコートってどんな基準で選ばれていますか??
品質と自分にフィットするかどうか、が一番重要かと思うのですが、
本日紹介したいコートは品質は最高、着膨れ問題解消、スタイリング万能。
『 今年、一枚ずっと着れそうなコート買おうかな 』
というお客様にぜひご覧いただきたいアイテムとなっています。
THE RERACS THE LOOSE CHESTER COAT


THERERACSからゆったりとしたオーバーサイズのチェスターコートです。
ウールのロングコートと言えば、ステンカラーコート、バルカラーが王道、ほとんどのブランドさんからリリースされているのはこの手のコートが多いと思います。
今回は敢えてチェスターコートのビックシルエットというところに着目しています。
チェスターでオーバーサイズって珍しい。
もちろん、チープなものはあると思うのですが、RERACSのような品質でクラシックにきっちり作っているブランドではあまり見ないかと。
チェスターのビックシルエットがなぜ良いかと言うと、ステンカラーやバルカラーに比べて首元のVゾーンがかなり深く見えるので、首元がとにかく綺麗に見えます。
マフラーを巻いても、ハイネックを着ても、パーカーを着ても、ドライバーズニットもよし、Gジャン的なトラッカーズジャケット着るもよし、
首元が見える分、首元の演出ができるんですね。
(そして着膨れない)
ただ、従来のいわゆるチェスターだと、カチッとしたジャケットの着丈が長くなった肩もジャスト、身幅もジャストな印象かと思うので、ビックシルエットのチェスターというのは良いとこ取りの素晴らしいアイテムかと思うわけです。
では、商品についてしっかりとお伝えしていこうかと思います。
こちら、まず注目いただきたいのが素材。

一番のポイントはシェットランドウールを使っているというところ。
イギリスのアイテムにはイギリスの素材を、流石RERACSです。
イギリスって寒い国じゃないですか、とにかく軽くて暖かいシェットランドウール、元々は極寒の海に出る漁師の為のウールだったそうです。
イギリスの極寒地域で育った羊。
機能性があって歴史のあるウール、大量生産じゃない伝統的なウールと言えます。
確かに、ボリュームに対してびっくりするほどすごく軽いです。
(SUPER140のライトメルトンを使用したバルカラーより軽いんじゃないかと思いました。)
機能性と品質の良さを兼ね備えた素材という事、古き良き素材を今の形に落とし込み、でも古き良き素材で作る、THERERACSのまさにブランドコンセプトを感じる1着と言えます。


見て下さい、この綺麗なシルエット。
動いても変に皺が入らず、素材のもつハリ感から生み出されるダイナミックなAラインシルエットをRERACSの縫製技術で美しく仕上げています。
どんなに良い素材、良いパターンを使ってもコートは縫製が命ですからね。
ここも流石です。



サイドも袖が真っ直ぐに落ちる綿密なパターンだったり、こだわりたくさん詰まっています。
両脇裾の高めのスリットはボタンで開閉でき、パンツのポケットにスムーズに手を入れられるようになっています。
このパンツのポケットに手を入れた時のシルエットとバランンスはブランドのアイコンとも言え、これがアイコンになって、広く認知されているところにRERACSの素晴らしさを感じます。

バックも見て下さい、この綺麗さ。
リラクスのコートってパッカリング(縫いだまり)とか一切ないんですよね。
これで税抜だと10万切ってくるの、すごいです。
シルエットやディティールが分かりやすかな、と思いヘリンボーンの着用で紹介して参りましたが、ちなみに私はブラック推しです。


なぜなら、このコートだったら全身リラクスじゃなくても良いから。
AKIRANAKAでも良い、MameKurogouchiでも良い、なんでも合うからこそのブラック推しです。
TELMAさんみたいな大胆なプリント物を着ても良い、HARUNOBUさんのドレスに着たって良い。
万能、とはこの事かと。
最後に、、



胸元Vが深いのがチェスターの良いところなのですが、実際、真冬になったら寒いので、そこを懸念されるお客様が多いのですが、こちらその問題も解消しています。
通常のチェスターだと無いと思いますが、襟を立ててボタンで締めると綺麗な立ち襟に。
かと言えってそんなに高さがあるわけじゃないので、首の長さのない私にも嬉しい感じになっています。
シェットランドウールは本当に素晴らしいですよ。
養毛さん曰く、どんどん手に入らなくなって、値段も上がりまくっているそうです。
今、買い時かと思いますので、この機会にぜひご覧いただきたい。
店頭にてお待ちしてまります。
chie