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【AKIRANAKA】2026AW 予約会のお知らせ

こんにちは、千枝です^^

本日はイベントの告知です。

 

 

みなさんお待たせしました。

AKIRANAKAの予約会です。

 

 

 

 

【 AKIRANAKA 】

2026 AW COLLECTION

予約会 at Altamira

2026.04.17 (FRI) – 04.19 (SUN)

3days

12:00-19:00

 

 

初夏に入荷するプレコレクション、秋冬立ち上がりのメインコレクション。

この2シーズンを一度にご覧いただけるイベントです。

 

(実際にサンプルを着ていただきながら、ご予約もしていただけます。)

 

 

毎シーズン、明確なテーマを軸にコレクションを構築するAKIRANAKA。

アートや建築といった表層のインスピレーションだけでなく、

その奥には、今をどう生きるかという視点が必ず通っています。

 

だからこそ、ただのデザインに留まらない。

服として成立させながら、思考まできちんと届く稀有なブランド。

 

 

今回は、チーフデザイナーであり書道家でもある橋田さんによる、

シーズンテーマの“書”からコレクションが始まります。

 

(書によるシーズンテーマの発表というのも珍しく、とても印象に残りました。)

 

 

 

前回の春夏では、イサム・ノグチの思想を通して、「空白」という日本の美意識を捉え直したコレクションでした。

 

 

展示会でお話を聞いていて印象的だったのが、AKIRANAKAとして、日本の美しさをどう捉え、洋服としてどう成立させていくのかという視点でした。

 

 

和装をなぞるのではなく、あくまで洋服として表現すること。

そして、今ある形に留まるのではなく、踏み込んで更新していくという姿勢。

 

その考え方が、今回のコレクションの土台にあります。

 

 

今季のテーマは「蒸留 または 詩的な変容」。

日本の美意識をそのまま引用するのではなく、一度分解し、不純物を取り除き、核となる部分だけを抽出していく。

余白やわびさび、借景、ゆとり、委ねるという感覚。

 

 

そういった要素をそのまま並べるのではなく、服の構造やディテールとして落とし込んでいく。

その話を聞いたとき、なるほど、だからこのバランスになるのかと納得し、とても感動しました。

 

 

 

 

 

こちらはナカさんのデザインのイメージの一部、大覚寺の襖絵です。

 

修復された後も、あえてそのまま残されている剥がれや痕跡。
時間が経ったことで現れる変化を、そのまま美しさとして捉える。

 

そういう美意識が、今回のコレクションの根底にあるそうです。

西洋のように“元の状態に戻す”のではなく、経年そのものを受け入れるという考え方。

何に美しさを見出すのか。

 

その視点の違いを教えていただいた時、すごく腑に落ちてとても感動しました。

こういった経験をいただけるのもアキラナカならではです。

 

 

 

 

この襖絵の、経年そのものを受け入れる在り方から着想を得て、今回のグラフィックが作られています。

 

一度全面に描かれた花柄を、あえて木片で削ぎ落とすことで、残された痕跡やかすれがそのまま柄として立ち上がる。

何かを足して完成させるのではなく、削ることで現れるものをそのまま受け入れる。

 

シーズンを象徴するグラフィックです。

 

 

 

もう一つのグラフィックは、日本人が自然の中に見出す感覚から生まれたものだそうです。

雪が静かに降り積もる様子を「こんこん」と表現するように、音や気配までも含めて風景として捉える感覚。

 

 

その静けさを、ドットで表現しています。

単なる柄ではなく、密度や余白の取り方で空気感まで含めて構成されていて、見え方に奥行きがあります。

 

 

 

 

「一足他多足一」。

一つでありながら、同時に他でもあるという考え方。

抽象的なモチーフを重ねることで、ひとつのかたちとして成立させているシリーズです。

はっきりとした意味を持たせるのではなく、重なりや関係性の中で印象が決まっていく。

 

その曖昧さが、逆に落ち着いた空気をつくっているように感じました。

ジャケットとドレスで展開されています。

 

 

桂離宮の飛石や通路の石、一見ばらばらに置かれた異なる形や質が、全体として一つの景色をつくっています。

本来であれば交わらない要素を、あえて同一の構造の中に配置する。

均質ではなく、差異を残したまま成立させることで、静かな緊張感を生む。

 

このジャケットも同様に、性質の異なるディティールを組み合わせています。

それぞれが主張を持ちながらも、最終的には一つのバランスに収束している。

 

 

結ぶ、たたむという行為。

のしを破らず、ほどく。

差し出された手順を逆に辿ることで、相手の行為を受け取る。

 

このコートは、その所作を構造に置き換えています。

前合わせに生まれる重なりは、布をたたむ動きをディティールに取り入れています。

 

 

 

借景という日本独自の考え方。

外の景色を取り込み、内側の空間の一部として成立させる手法。

このニットは、その構造をインターシャで再現しています。

編みの切り替えによって、異なる要素を一枚の面の中に共存させる。

 

 

 

今季は、改めてAKIRANAKAの強度を感じたシーズンでした。

 

ジャケットを軸にしながら、それぞれのアイテムが明確な意図を持って成立していました。

 

気づけば、欲しいものがまた多く、本当に飽きないブランドです。

 

来週末、実際に袖を通していただけるのが楽しみです。

 

(近日中に私と沙織の着用画像と商品の詳細をまた予習ブログとしてアップしますね)

 

3日間、お待ちしております!!

 

 

また、今回先着でノベルティーをご用意しておりますので、来店のご予定が分かりましたらLINEにてご連絡いただけると嬉しいです。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

chie