【THE RERACS】for Altamira&Unlimited
こんにちは。
本日は、THE RERACSとの別注アイテムをご紹介します。
今季も姉妹店、Unlimited LOUNGE との合同別注アイテムです。
リラクスの代名詞ともいえる上質な素材使いと、Altamira、Unlimited Loungeらしい感性が交差した1着。
見た目のインパクトに頼らず、着たときのシルエット、肌に触れる質感、街で着るリアリティ。
「本当にいい服」を求めてお願いした特別なアイテムです。




THE RERACS for Altamira&Unlimited
Limited Silk Wool Band Collar Shirts
Color:GRAY
Size:ladys 36 / 38 mens 46 / 48
今回の別注、まずは素材から入りたいと思います。
私たちがピックしたのは ”SILK WOOL BEAVER “。
尾州で製作されたウールとシルクを組み合わせた生地です。

“シルクの贅沢なタッチと光沢がありながら “
“絶対にあり得ない厚みと膨らみを持つ”
そんな生地となっております。
生地に関しましてはメンズ店舗のバイヤーのBLOGを読んでいただきたいです。
Unlimited LOUNGE BLOG
この生地はその原料の選び方から使い方まで、かなり特別です。
倉橋さんのお話で面白かったのが、贅沢な素材を使うということについての例え話。
「吉野家の牛肉を2倍にするんじゃなくて、全部松阪牛にするようなもの」
なるほど。
単に良い素材を少し加えて高級感を出すのではなく、そもそもの原料の品質を上げ、それを惜しみなく使う。
今回の生地は、そんな考え方で作られているそうです。
実際、倉橋さんが教えてくださった原料の使い方は、私が想像していたものを遥かに超えるものでした。
経糸には極細のスーパー原料のウール
緯糸には極細のシルクを表裏に高密度で打ち込んでいます。
シルクの糸は某メゾンのスカーフなどにも使用されるもので
一般的に使われるシルク織物の約3倍、
表裏を合わせると約6倍もの量を使用しているそうです。

表面は繊細で、しっとりとした柔らかさがあり、奥にはしっかりとした厚みを感じます。
毛足のある生地ですが、一般的なボアのようなカジュアルな表情とは全く違います。
光の当たり方によっても表情が変わる、とても美しい生地です。
「良い素材を使ったからって、良いものができるわけじゃない」
これが、今回のお話の中で一番印象に残っている言葉です。
確かに、どれだけ良い材料を揃えても、それだけで美味しい料理ができるわけではありません。
料理人の腕が必要ですし、手間も時間も必要です。
服も同じなんですね。



今回の別注で私たちが求めたのは、シャツの気軽さと、アウターとしての存在感を両立させることでした。
秋にはカットソーの上から羽織る。
寒くなったらタートルネックや薄手のニットを中に着る。
さらに冬には、コートのインナーとしても着られる。
そのために、襟元はバンドカラーに。
首まわりにはゆとりを持たせ、インナーを重ねても窮屈にならないようにしています。
シルエットはメンズのPERFECT SHIRTをベースにしながら、今回の別注のためにバランスを調整していただきました。
特に注目していただきたいのは、肩から胸、脇にかけての収まりです。
今回の生地は、見た目以上に厚みがあるにも関わらず、肩が自然に落ち、胸まわりには十分なゆとりがあるのに、
身体の横幅を必要以上に大きく見せません。
袖を下ろしたときの収まりも良く、正面だけでなく横から見たシルエットがとても綺麗です。
倉橋さんは、この部分について「綺麗な抱きが出るように」とお話しされていました。
この生地の厚みを前提に、服全体のバランスを設計しています。



165cm size / 38


165cm size / 38


162cm size / 38


158cm size / 36
今回のシャツは、女性が着たときのバランスも非常に良く仕上がっています。
身長によって着丈や袖の見え方は変わりますが、それぞれに自然なバランスで着られるところも、
このパターンの良さだと思います。
シャツとして一枚で着るなら、ボタンを閉めて。
秋にはTシャツやカットソーの上から、軽いジャケットのように。
冬にはタートルネックを合わせたり、コートの中に着たり。
表面に光沢と奥行きがあるので、デニムやウールパンツなど、普段のボトムスに合わせても十分に存在感があります。
着方を変えながら、長い季節楽しめるシャツです。
シルクをこれでもか、というほど使用していますので、着心地、肌触りは、、
驚愕の気持ちよさです。
まずはぜひインナー一枚で、体全体でこの素材の良さを感じてください。
カジュアルなアイテムをベースにしながら、素材とパターンによって、
全く違う印象の一着に仕上がったのではないかと思っています。
十分な存在感。
素材そのものが美しく、形そのものが美しいからこそ、シンプルなデザインが成立するのだと思います。
そして、こういう服は、着る人の年齢やスタイルに左右されにくい。
特別な日に着るためだけではなく、普段の服装にさらっと羽織っていただきたいアイテムです。

今回、倉橋さんから伺ったお話を通して、改めて感じたことがあります。
高級な素材を使うことと、高級な服を作ることは、違うということ。
原料を選び、その良さを最大限に引き出すために時間をかけ、最終的には誰が着ても美しく見える服に仕立てる。
そのすべてが揃って、初めて完成する一着。
THE RERACSの服は、見た目だけでは分からない部分にこそ、ものすごい仕事が詰まっています。
今回の別注は、そのことを改めて実感させてくれる一着になりました。
ぜひ店頭で、触れて、袖を通してみてください。
きっと、写真だけでは伝わらない魅力を感じていただけると思います。
こちらのアイテムは10月31日(土曜)12:00からの発売です。
同時に春夏コレクションの受注会、Altamiraエクスクルーシヴのブーツの発売もございますので
ぜひ週末、お立ち寄りくださいませ。
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