【Mame Kurogouchi】ブラックフォーマルについて
MameKurogouchiの第五便が入荷してから何度か
礼服に対応可能ですか?
との質問を受けます。
今日はスタイリングを実際にお見せしながら、
そのシーンなどについてご説明させて頂くBLOGを書いていこうと思いますよ^^
(私もこれをきっかけに、礼服について色々調べました!)

礼服、と言っても様々なシチュエーションがあるかと思います。
結婚式、卒入学式などお祝いの席から、お通夜や葬儀、法要までその場面は様々。
そして求められる服装の格式やマナーもそれぞれ異なります。
年齢や立場によっても様々なので、注意が必要ではありますが、
MameKurogouchiのトリアセテートのシリーズは、普段着としても汎用性が高く、
スタイリング次第では通夜や告別式などの喪服としても着用可能です。
(私も10年前に購入したスタンドカラーのショートジャケットとドレスを喪服として何度か着用しております)


Mame Kurogouchi Triacetate Short Jacket
Mame Kurogouchi Triacetate A-Line Skirt
まずはショートジャケットとAラインのスカートに、KATIMのサテンパンプスを合わせたスタイル。
首元の詰まったデザインに、共布のくるみボタン。肌の露出を抑えたロングスカート。
ジャケットは短めの着丈ですが、スカートとのバランスが良く、きちんとした印象にまとまります。
一般的なブラックフォーマルとは異なるシルエットですが、過度な装飾はなく、落ち着いた装いです。
もちろん、葬儀の格式や参列する立場によって判断は必要ですが、一般参列者としてのお葬式であれば、私は十分に検討できる組み合わせだと考えています。
そして、こうして礼服として着用することを考えたときにも、Mame Kurogouchiの服としての美しさが損なわれない。
今回、このセットアップをご紹介したかった理由です。


ジャケットは、コンパクトな着丈に対して、肩から袖にかけてゆとりを持たせた立体的なシルエット。
身体のラインを強調せず、それでいて着丈が短いことで、全体のバランスはすっきりとまとまります。
共布で包まれたボタンや、首元に沿って立ち上がる襟のデザインも印象的です。


そして、合わせたAラインスカート。
腰まわりはすっきりと、裾に向かって自然に広がるロング丈。ジャケットと同じ素材なので、セットアップとして着用したときの統一感もあります。
今回のスタイリングでは、黒のストッキングにKATIMのサテンパンプスを合わせました。
装飾を抑えた黒のセットアップは、卒入学式や式典など、きちんとした装いが求められる場面にも取り入れやすい組み合わせです。
インナーは法要でしたらニットでもありかと思いますが、ブラウスがおすすめです!
このショートジャケットが個人的にはすごく使いやすいと思います。
まず、首が詰まっていることで、インナーを重視しなくて良いこと、禁欲的な襟元であること、それに比べて袖やカフス、裾にとても女性的なデザインが入っている、と言う点です。
そしてスカートを組み合わせることで、インナー次第で汎用性がすごく広がるのではないかと思いました。
もちろん、王道であるドレスとショートジャケットの組み合わせも良いですよ。
ドレスでのショートジャケットの着用例はこちら。



Mame Kurogouchi Triacetate Short Jacket
Mame Kurogouchi Triacetate Tule Lace Sleeve Dress
こちらはレースのお袖のドレスと合わせた式典などに向けたスタイリングです^^
Mameのこのタイプのドレスをお持ちのお客様は全国にたくさんいらっしゃるだろうと思いますので、
ジャケットを買い足されるのも非常におすすめ。



Mame Kurogouchi Triacetate Short Jacket
Mame Kurogouchi Triacetate High Waisted Tucked Trousers
また、主流ではないかもしれませんが、パンツでのスタイリングもおすすめです。
今回は、同じトリアセテート素材のハイウエストタックトラウザーズを合わせました。
腰まわりにゆとりを持たせた深いタックと、裾まで落ちるワイドなシルエット。
ショートジャケットとの組み合わせは、ウエスト位置が高く見え、全身のバランスも非常に綺麗です。
近年は女性のパンツスタイルもフォーマルな装いとして広く取り入れられるようになりました。
お葬式でも、一般参列者であればわたしはこのスタイルを選びたいです。
スカートとはまた違った端正さがあり、個人的にはこちらの組み合わせも気に入っています。
パールのネックレスを添えると、黒一色の装いにも品格が生まれます。
そして、このシリーズを語るうえで欠かせないのが、トリアセテートという素材の魅力です。
しなやかな落ち感がありながら、適度なハリも備えているため、身体のラインを拾いすぎず、美しいシルエットを保ってくれます。
今回のジャケットの立体的な袖や、スカートの裾に向かって広がるライン、パンツの深いタックも、この素材だからこそ綺麗に表現されているのだと思います。
また、シワになりにくいという実用性も大きな魅力。
長時間座ることの多い式典や法要でも、服のシルエットを気にしすぎずに過ごせるのは嬉しいところです。
Mame Kurogouchiが継続して展開しているトリアセテートシリーズ。
デザインの美しさだけでなく、着用する場面まで考えたときにも、非常によくできたシリーズだと感じます。
こちらのシリーズはMame社が自社開発している素材で、半年に一度リリースがあるので、少しづつ買い揃えられるのも嬉しいポイントです。
普段着としても非常に取り入れやすく、合わせ方によっては様々なシーンで着用いただける、MameKurogouchiというブランドを語る上で欠かせない商品かと。
今日はいつもと違った視点で、でもおそらくみなさんが気にされているだろう、という内容でお送りしました!!!
礼服には、その場にふさわしい装いをするという大切な役割があります。
だからこそ、決められた形にとらわれるだけでなく、素材や仕立て、シルエットまできちんと考えて選びたい。
今回のMame Kurogouchiは、そんな視点からご紹介したかったシリーズです。
ブラックフォーマルについて私も色々調べて考える良いきっかけになりました。
読んでくださってありがとうございます。
chie