AKIRANAKA 26SS PRE イサム・ノグチからインスピレーションを受け、日本の美意識を解釈したコレクション…
こんにちは、千枝です。
今週末はAKIRANAKA予約会です。
今日はプレコレクションの内容を詳しくお伝えしていきます。
【 AKIRANAKA 】
2026 SS COLLECTION
予約会 at Altamira
2025.11.07 (FRI) – 11.09 (SUN)
3days
12:00-19:00


今回のコレクションで語られているのは、日本の美意識を通して見つめ直した新たな“静寂”のかたち。
その着想の源にあるのは、彫刻家イサム・ノグチの美学と空間へのまなざしでした。
中さんはこう話してくれました。
「西洋の美術は美術館に行って鑑賞するもの、でも日本の美は、襖や庭、茶室など、日常の中に自然に佇んでいる。
受け継がれてきたけれど、形としては変化してこなかった日本の美意識に、今こそ新しい可能性を加えたいと思った」
香川にある、ノグチが実際に作業していた〈イサム家〉。
そこに訪れた際、中さんは深い感動を受けたといいます。
玄関に置かれた大きなテーブルや彫刻。
そして、イサム・ノグチの代表作である照明〈AKARI〉。
それは空間を“照らす”ためのものではなく、灯ることでその場に“質”を与えるためのものだったそうです。
そう語られた「しつらえ(設え)」の在り方が、今季のコレクションに丁寧に落とし込まれています。


今季のテーマを読み解くうえで欠かせないのが、彫刻家・イサム・ノグチの存在です。
詩人の父・野口米次郎と作家・教師の母・レオニー・ギルモアの間に、1904年にアメリカ・ロサンゼルスで生まれました。
少年期を日本で過ごし、日米の文化の狭間に立ちながら、その葛藤を糧に独自の芸術を築きました。
13歳で単身アメリカへ渡り、孤独な少年期を過ごす中で“彫刻”という表現に出会い、類稀なる才能を開花させます。
(なんと、デビューから3ヶ月で個展を開くほどだったそう。)
しかし、そんなイサムがNYで出会ったのがブランクーシの作品。
その圧倒的な造形美に愕然とし、彼の元で修行を始めます。
やがて、自身のルーツである日本に関心を持ち帰国。
その中で彼が惹かれていったのが、縄文土器・埴輪・古墳──つまり“原始の造形”でした。
石を彫り、捻れたフォルムを持つ独特な彫刻作品を手がけ、最初に作った花器、和紙を三枚吊るした空間のインスタレーションなど、“照らす”ためではなく、“場に質を与える”ための明かり《AKARI》など、イサムは常に「空間と質」「静けさとエネルギー」の間を彫刻で表現していました。
そんなイサム・ノグチから受け取った感覚を通して、AKIRANAKAが今季表現しようとしたのが「日本の美意識の新たな解釈」です。
では、実際に商品のご紹介へ移ります。

Teodora jacket
¥79,000
BEIGE
自然界にあるカーヴを彫刻にする、イサム・ノグチの石彫作品からインスピレーションを得て生まれた、テオドラジャケット。
滑らかな丸みを描くフロントのカッティングや、潔く深く入ったスリットラインには、プリミティブな曲線の美しさと、空間との呼応を感じます。
そしてこの半袖×ビッグシルエットの構築的なジャケットスタイルは、AKIRANAKAの代名詞的な存在。
過去のコレクションでもリピーターの多い、大人気の型です。

五木田さんの時のようなフロントの見え感ですが、今回はより向こう側の見え方に拘っています。

Lila Sequinned knit pullover
¥45,000
BLACK / PINK
size 2
光を受けてさりげなく煌めくスパンコールを全体に織り込んだ、ショート丈のニットベスト。
潔くミニマルなシルエットに、素材の存在感が際立ちます。
アートピースのような構築性のあるアイテムですよ。
この“静”と“動”のバランスは、まさに今季のテーマである「空間」や「造形美」に通じるもの。
カットソーやシャツとのレイヤードも素敵ですが、夏は一枚でさらっと着ても映える主役トップスです。
Ellen drape panel pants
¥54,000
BLACK / GRAY
size 1/2
流れるようなドレープと、フロントに重ねられたスクエアの生地が印象的なワイドパンツ。
彫刻作品を思わせる立体的なディテールが、見る角度によって表情を変えます。
さらさらとした肌触りのレーヨン混素材で、涼やかさと落ち感がありながら、ほんのりストレッチが効いていて、履き心地も軽やか。
かっちりしすぎないのに品がある、“抜け”と“緊張感”のバランスを巧みに操った、AKIRANAKAらしい一本です。

Helene cotton-linen jacket
¥70,000
BEIGE / WHITE
定番ジャケットとして毎シーズン高い人気を誇るこちらのジャケット。
今季は石のような質感を持つコットンリネン素材を使用し、イサム・ノグチの石彫作品の佇まいを思わせるような、静かで力強いムードを纏っています。
曲線と直線が交差する独特なカッティングは、まるで石を削り出して生まれたような美しいフォルム。立体的な袖のパターンや、少し低めに取られたウエストポケットが、構築的なデザインに抜け感を加えています。

どちらの色も、それぞれの美しさがあり悩ましい……。
個人的には、展示会で着用したホワイトの軽やかさがとても印象的でした。

Block flower shirt
¥63,000
BLACK / BLUE / WHITE
存在感のある織り柄が特徴的なカットジャガード素材を贅沢に使用したシリーズをこちらのトップス、パンツ、ドレスと紹介します。
この素材感が本当に美しくて、、、まるで彫刻のような立体的な表情を持っています。
中さんがノグチイサムの作品からインスピレーションを受けて生まれた今回のコレクションの中でも、最もプリミティブな魅力が感じられる一着。
シャツは、フレンチスリーブ気味の肩周りと、くびれたウエストラインが女性らしさを引き立ててくれます。
前を留めてトップスとしても、開けて羽織りとしても。軽いのに華があって、真夏に大活躍しそう。


Block flower pants
¥68,000
BLUE / WHITE
セットアップで合わせたパンツも非常に良いです。
シルエットは洗練されていて、日常にも特別な日にもおすすめしたいアイテムです。

Block flower dress
¥87,000
BLUE

ドレスもございますよ♡

Klaudia skirt
¥56,000
WHITE
フレアなラインで動きのあるロングスカートです。
フロントに並んだボタンは機能しているものと飾りでディテールとして繋がっているものも。
カジュアルにもきれいめにも振れる、シンプルだけど個性があって良いですよ。


ブラックとホワイトの2色展開です^^

Aura stripe dress
¥54,000
WHITE
このストライプドレス、今回のシーズンテーマを象徴するような一着だそうです。
落ち感のある素材に、角度の違うストライプを組み合わせて動きをつけたような構成。
立体感のあるフォルムと、視覚的なリズムが印象的です。
構築的なフォルムやモノトーンのストライプを見ていると、建築や構造美から着想を得ているようにも感じます。
背中に向かってドレープが流れるようなラインや、切り替えのバランスに、テーマ性がぎゅっと詰まっている気がしますね。

Empty stripe dress
¥87,000
BLACK / WHITE
墨を落としたような滲みと、ストライプの直線。
“Empty stripe”と名付けられたこのグラフィックは、ただの柄ではなく、空白や抜けの中にリズムと感情を宿したような不思議な存在感があります。
整いすぎない手跡のような線が、彫刻的で、、なんて可愛いの。
この柄が用いられたのは、ロングシャツドレス、ワイドパンツ、そしてクロップドシャツ。


ゆったりとしたフォルムで、布の動きが印象的に映えるシルエット。
ベルトを使ってシルエットに変化をつけられる2WAY仕様。
前を開けて羽織るようにも着用できます。

Empty stripe pants
¥68,000
BLACK / WHITE

AKIRANAKAの柄のパンツって最高ですよね。
毎シーズン、柄のあるアイテムはいくつか登場しますが、なかでもパンツはいつも完成度が高くて、派手なんだけどエレガントで、意外と何にでも合わせやすくて。
手描きのようなゆらぎを残したストライプが、パンツの動きに合わせてさりげなく揺れて、ただの柄物には留まらない奥行きみたいなものを感じます。

Empty stripe shirt
¥59,000
BLACK / WHITE
私、シャツとパンツのセットアップで個人オーダーしました♡
(今季、買い過ぎているのですけど、全部報告しますね!!!)

Heather side slit jacket
¥95,000
BLACK / GRAY
AKIRANAKAが得意とするテーラードの中でも、今シーズンらしさが特に表れた一着!!
構築的な美しさと、サイドスリットによって生まれた余白のある佇まいが。
本当にジャケット買い過ぎてるんですが、またしてもやられちゃいました。
テーラー仕立ての本格的な縫製で、着た瞬間に伝わる品の良さ。そこにAKIRANAKAらしいサイドスリットが加わることで、動きと余白が生まれ、着る人の所作までも美しく見せてくれ、またこれまでのデザインとは違った良さがあります。
ほんのりウエストを絞ったボックスシルエットで、きちんと感と抜け感のバランスも絶妙。



良い…
グレーとめちゃくちゃ迷いまして、、
今年はブラックにしました。
だってイサムノグチの馬鹿でかい彫刻が黒だったから。
より世界観に寄せたくて…
このサイドスリットから先ほどのグラフィックを覗かせたいと思います。
デザイン性とクオリティ、どちらも妥協したくない方におすすめです。

Georgia combinaison
¥89,000
BLACK
ミニマルな構成の中で、ボタンの配置と身頃のカーヴィなラインが静かに効いています。
シンプルに見えるけれど、着たときのシルエットと仕立ての美しさで、雰囲気がしっかり出る一着です。

コンビネゾン好きな方にはもう必ず見てほしい1着ですね。

Leyla tie waist shirt
¥59,000
BEIGE / GRAY
大人なカシュクールシャツ。
シャツとジャケットの中間のようなバランスが絶妙な一枚です。
素材はレーヨン×ナイロン×リネン。さらりとした落ち感がありつつ、ハリも少し感じられる質感です。
変形されたような襟や、腰に巻くようなラップデザインがアクセントになっていて、きちんと感も抜け感もどちらも演出できます。

気温と湿度の高い日本の初夏、秋口にも心地よく着られるのでおすすめです。

Judith denim jacket
¥72,000
BLUE / NAVY
構築的なフォルムが特徴のデニムジャケットは、埴輪のシェイプからインスピレーションを受けたデザインです。
プリミティヴで力強いムードを残しつつ、薄手のデニムを使用しているので軽やかに着ていただけます。
構築的でありながら身体にスッと沿う着心地で、シルエットも美しくキマります。


パンツもございますよ。
AKIRANAKA、デニムでセットアップ作るの初めてですよ。


Miriam panel denim pants
¥47,000
BLUE / NAVY
パンツは丸っこいフォルムですごく形が可愛いです。
正直、普段あんまりデニムって着ない派なんですけど、
これは…セットアップしたくなっちゃいました。
軽いし、シルエットきれいだし、ちゃんと品がある。
なのにちゃんと“デニムのかっこよさ”もあるからズルいんですよ。

Catalina dress
¥67,000
BLACK / GRAY
AKIRANAKAらしい構築的なディテールと、日常にも落とし込みやすい実用性を兼ね備えた一枚。
大きくデザインされたアシンメトリーな襟が印象的なドレス。
上半身に立体感がありながら、ウエストはすっきりと、裾にかけて自然に広がるシルエットです。

スリットの入ったロング丈のバランスがとても美しく、パンツとのレイヤードもおすすめ。
肩周りは露出感を抑えたスリーブデザインで、一枚でも取り入れやすいのが嬉しいポイントです。

Jenna drape sleeve pullover
¥53,000
BLACK / PINK
立体感のあるスリーブに、ぎゅっとウエストマーク、布をくしゅっと寄せたようなシルエット。
パンツでもスカートでもバランスがとりやすくて、カラー展開は着回しやすいブラックと、肌が透けるように映えるピンクの2色。


沙織がドレープのパンツのグレーと合わせてPINKを買うそうです^^

Klaudia dress
¥72,000
PINK
プレコレクションのLOOKの最後を締めくくるのはピンクのドレス。
肩のラインに沿って落ちる繊細なドレープと、構築的なシルエットが絶妙にミックスされたノースリーブドレス。
襟元にはプリミティブな雰囲気の手刺繍ステッチが入り、さりげないクラフト感をプラス。
動きに合わせてふわっと広がるフレアなスカートは、軽やかさと女性らしさを引き立ててくれます。

色味が可愛い。
そして、LOOKに載っていないアイテムもご紹介ございますよ。


Jenna jersey combinaison
¥69,000
NAVY
セーラーカラーのコンビネゾン。
襟のデザインは今季のどこから見えてもデザインが効いている、というシーズンテーマを感じる一枚です。
すごくすごく長いブログにお付き合いありがとうございました!!!
今季、好きすぎて力が入ってしまいました。
(いつものブログは大体1時間くらいで買いちゃうんですが、今回、4時間かかっております!)
明日から、好き放題サンプル試着して、みなさんとワイワイスタイリングするのを楽しみにしています!!!
スタッフ一同、心よりお待ちしております♡
chie
【 AKIRANAKA 】
2026 SS COLLECTION
予約会 at Altamira
2025.11.07 (FRI) – 11.09 (SUN)
3days
12:00-19:00