AKIRANAKA 25AW PRE マークロスコの絵画からインスピレーションを受けたシーズン
こんにちは、千枝です。
今週末はAKIRANAKA予約会です。
今日はプレコレクションの内容を詳しくお伝えしていきます。
【 AKIRANAKA 】
2025 AWCOLLECTION
予約会 at Altamira
2025.04.18 (FRI) – 04.20 (SUN)
3days
12:00-19:00

今季はマークロスコという画家からインスピレーションを受け作成されました。
(詳しくはこちらのブログを読んでくださいね。)
【AKIRANAKA】2025AW Oeder Reception…
ポップアートが主流のアメリカで抽象画家として活躍したマークロスコ。
最期は鬱で自殺してしまったそうなのですが、最晩年に作成したマルチフォームという作品がとても有名です。
私もこの作品は見た覚えがありました。

ロスコ絵画はピカソのように4つの時代で分かれているそうで、人や風景を描写したリアリスティック期を経て、シュールリアリズム期、クラッシック期と発展していくそうなのですが、シュールリアリズムとマルチフォームのクラシック期、その間に4年間のみ抽象画に振り切ったトランジション期があるそうです。
今回AKIRANAKAはこの時代の4年間の作品からインスピレーションを受け、コレクションへと昇華されたそうです。
彼の絵は大きなものが多く、40cmという近い距離で見てくれ、というものがあるそうです。
絵画は経験するもの、絵は自分が描き終わると生命が宿る、という彼の考えを教えてくださる中さんはとても楽しそうで、笑い話をするように絵画の解釈を教えてくれました。
ロスコは新しいビジョンを産み出すような存在と自信を評価し、難しいアーティストとして扱われていたそうです。
展示に関する遺言も非常に細かかったそうで、他の画家と同じ部屋に展示してはいけない、だとかこれは暗い部屋に展示してくれ、だとか、すごく展示の難しい存在なんだそう。
なので、大回顧展というのがすごく難しいらしい画家さんだそうなのですが、昨年、大規模な回顧展がパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催されていました。
何度か訪れ、彼の作品と対峙していく中で、誰かと会っているような気持ち、個性と対峙しているような、特別な体感をお話してくださいました。
ロスコの絵の前だと泣く方が多いそうです。
暗い部屋で大きな絵を見ていると感情が揺さぶられるそうです。
ロスコは絵に込められたメッセージを最後まで言わず、ただ感じてくれ、と亡くなったそうです。
そこからAKIRANAKAが感じ取った印象、イメージから今季のお洋服が生まれました。
”自由に動き回っているようで同時にずっとそこにあったようなイメージ”
(混沌なのに秩序があるようなサイレントインコンフュージョン。)
”具象からの離脱”
(どんどん抽象へ振り切っていくロスコ。)
”人間性を帯びたディティール”
”静けさの対話”
(コレクション全体に静かな佇まいになるようなものを作る。)
”存在の許容と隣接”
(抽象画の中の一個一個のオブジェクトは別々のものを隣接させ、共存させる、お互いを許容する)
”色を超えた色彩の包容力”
(テレピンと言ってオイルを混ぜて色を塗る技法を用い、オイルに絵の具を少し足すくらいの水彩画のような油絵。)
ロスコ絵画と対峙し、様々なキーワードからデザインしています。
今季も深いですよ。

Stiina back cape dress
¥69,000
BLACK
ノースリーブのワンピースは存在の隣接と許容をイメージ。
3つの部位のドレスを一気に集め、作成されました。
トレンチの覆い布をもっと抽象的に伸ばしてボディーに溶かしたような肩のディティール。
ベーシックなスカートドレス、後ろ見頃はドレープの効いたまた違うドレスを。
こちらは着用するとそのボディーの組み合わせに驚かされるアイテムですよ。

Dissolve tone dress
¥105,000
BLACK X PINK
今回のグラフィックはいつもとかなり印象の違う、こちらです。
何かを描くのではなく、アンダーレイヤーに抽象画があるものの上にピンクを塗ることで滲み出て、表層が彩られています。
ピンクが下地の色に影響されて変容する、そのような作用をグラフィックで表現しました。
そのピンクの上に更にブラックを塗っています。

この生地、とても美しいです。展示会ではなんて可愛いの!!!と大興奮。
よく見るとブルーやホワイト、様々な色が垣間見えます。

Laurel wrap waist combi dress
¥52,000
BEIGE / BLACK
こちらもシーズンテーマに基づき作られたドレスです。
ジャージのドレスに斜めの切り替えを入れて大きな四角の布帛のパネルが刺さっています。
ボディーのパターンを抽象化し溶かしたようなデザインとなっています。
布帛の布を後ろからぐるっと巻いて前でリボンで結んでいます。
こちらもボディーはジャージなので非常に着心地が良く、ウエストは程よくシェイプされたシルエットです。
(BEIGEもすごく良い色です、後で展示会の着用写真を載せますね)

Rosanna blouson
¥79,000
BLACK/BROWN
こちらのジャケットもまたニューデザイン。
今までAKIRANAKAであまり見たことのないショート丈ブルゾン。
こちらにもまたテーマが詰まっていて、襟元、ここが上襟、ここがラペルと決めるのではなく、溶かしていくような有機的なラインが特徴です。

Rosanna tweed blouson
¥100,000
BLACK
こちらのジャケットはツイード素材もございます。

Nichola fringe pullover
¥68,000
BLACK
フリンジがいろんな色で重なって色が彷徨うような雰囲気を表現しました。
ランダムに配置されたフリンジが隣接し、また違う表情を見せてくれるこちらのトップス。
とてもエレガントで綺麗です。
Nichola fringe pants
¥69,000
BLACK
フリンジはパンツもございますよ。
こちらは真っ黒なフリンジが歩くたびに光を吸収し、美しく、繊細なパンツです。
裾に向かってフレアに広がるシルエットはスタイルを綺麗に見せてくれます。


セットアップスタイルもおすすめですよ。


Lindsey jacket
¥98,000
BEIGE/BLACK
シーズンテーマが詰まったディティールジャケット。
ラペルという概念を、ディティールを溶かし、抽象化し、見頃をぐっと伸ばすことでラペルのような部位を抽象的に作る、ラペルなのかなんなのか、抽象的な概念の宿るジャケット。
形はミニマルでボクシー。
まぁ、美しいです。
季節を問わず着用できる細番手のウールで美しく織り上げられた生地をテイラーの工場で上品に仕上げております。

これは絶対欲しい。
なんとしてでも手に入れたい。
どれだけ買うの、といつも仲良しのお客様から言われますが、AKIRANAKAのジャケットは何枚あっても良いんです。
手に入れていただけたらわかると思うのですが、毎シーズン全く違うシルエットと新しいデザインで、昔のジャケットも今でも着るし、全ての手持ちが現役にも関わらず、まだ増やしたい、そんな魅力があります。
美しいテイラーリングのデザインジャケットなんて他には絶対に無いですし、自分を高めてくれるアイテムです。

Marika sheer shirt
¥53,000
BROWN/RED
スタンドカラーの襟が延長されたようにリボンへ、ポケットは鮮やかなカラーの別布を縫い付け、シアーの本体シャツから透けて見えるようなディティール。
テーマが内包されたこちらのシャツは、ゆったりとしたシルエットで、ウールの入ったポリエステル素材が上品な質感となっておりますよ。


色の多い今季、こちらの赤いシャツ、おすすめです。
色味の提案が素晴らしいです。


Amalia jacket
¥85,000
BLACK/GRAY/PINK
ラペルを倒したようなアシメトリーな半袖ジャケット。
この世にあまり出回ってないであろうハーフスリーヴのジャケットは何年も前からAKIRANAKAが提案しているブランドのアイコンとも言えるアイテム。
ゆったりしたボックスシルエットが非常にエレガントで、真夏にももちろん、初秋から秋にかけて、冬の直前まで
色を全面に。
アシメトリーなディティール


ポリエステル、レーヨン、ウールの混合糸で扱いも非常に楽で3色とも良さがあります。
私もAKIRANAKA半袖ジャケット2点持っていて、非常に真夏助かっております。
ぜひ一枚はお持ちいただきたい名品です。

Pierina skirt
¥54,000
WHITE
デニム調のディティールのフロントのデザインに対して後ろがドレスっぽいフレアなデザインのスカート。
シャープでカジュアルな中にエレガントな要素が盛り込まれた1着です。

Teuna jersey pullover
¥39,000
BLACK/NAVY
ベルベット調のハイネックトップス。
片側だけに施された肩のボタンがポイントになっています。

こちら、すごく良いです、形と着心地。
おすすめです。
シーズンテーマがぎっしりと詰まった、AKIRANAKAチームのクリエーション力を強く感る今季。
欲しいものありすぎて大変です。
この他にも新たな定番となりそうなドレスや、シンプル綺麗なパンツなど、品揃え豊富です。
サンプルをご試着いただけるイベント、予約会、今週末からスタートしますのでぜひご来店お待ちしてます!!
chie